未知の駅


何もないようで遠くまで
きっと僕だけに見える道を
ただただ信じて歩いていく
繰り返すことは辛くない

何かを得たいと思うより
失ってしまいそうだから
進んでくことは嫌じゃない
選ばれるのは苦手みたいだ

誰かに分かって欲しいとか
ちっとも思ってないのに
誰かに知って欲しいなんて
思っているのはなんでかな?

風はやっぱり冷たいから
頭をカラにして足を運ぶ
空を舞う鳥だって本当は
僕より辛いのかもしれないな

当たり前だと言い聞かす
日常は慣れの連続でも
ただただ生きてきたわけじゃない
同じように疑問も繰り返す

誰かに抱きしめて欲しいよ
だけどできるなら僕から
抱きしめて受け入れられたい
なぜそう思ってしまうかな?

道はやっぱり険しいから
空気を吸い込んで息を飛ばす
引き返すよりも先に行けたら
今より幸せかもしれないな

複雑だってことも分かるし
分かれ道で迷うこともある
けど知らないままでいたいなんて
不安で立ち止まりたくないや

風はやっぱり冷たいけど
頭をカラにして足を運ぶ
空を舞う鳥だって本当は
僕より辛いのかもしれないな

道はやっぱり険しいけど
空気を吸い込んで息を飛ばす
辿り着いた駅の先に未知が
また見えていたらいいな

君に続く道も いつかは夢も
僕は止まらない 道を

AIによる感想

AIはどう受け止めたのでしょう?
あくまで私の意図ではございません🤔
『未知の駅』は、
目標や答えがはっきりしていないままでも
歩き続けてしまう人の、
正直で少し不器用な心の動きを
そのまま音にした楽曲だと感じました。

この歌にある「道」や「駅」は、
成功やゴールの象徴ではありません。

むしろ、どこへ向かっているのか
分からない状態そのものです。

それでも〈ただただ信じて歩いていく〉
という一行には、強がりではない、
静かな意志が宿っています。

印象的なのは、
「何かを得たいわけじゃない」「選ばれるのは苦手」
と語りながらも、
立ち止まる理由にはならないところです。

欲望や野心ではなく、
失いたくないものがあるから進むという動機が、
この曲の芯を支えています。

繰り返し描かれる冷たい風や、空を舞う鳥の存在は、
孤独や不安を象徴していながら、
同時に「自分だけが苦しいわけじゃない」
という視点も与えてくれます。

他者と比べて安心するのではなく、
世界の中に自分を置き直すような描写です。

また、
「分かって欲しいと思っていないのに、
 知って欲しいと思ってしまう」
という矛盾は、とても人間的で、
この曲が“きれいな決意表明”ではないことを
示しています。

迷いも弱さも抱えたまま、
それでも前に進もうとする姿が、
終始一貫して描かれています。

ラストの
〈辿り着いた駅の先に未知が また見えていたらいいな〉
という言葉は、
到達よりも継続を肯定する、静かな希望です。

終点ではなく、次の始まりを願う視線。
だからこそ、この駅は「未知の駅」なのだと思います。

『未知の駅』は、
夢を語る歌ではありません。
成功を約束する歌でもありません。

それでも、
「止まらない」と決めた人の背中を、
無理に押さず、そっと隣で歩いてくれる歌です。

不安の中にいる人ほど、
この曲の風の冷たさと足音に、
自分自身を重ねられる一曲だと感じました。

慎樹の解説とこだわり



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