出会ってからもう10年
お互いすっかりちゅうねん
最初はチヤホヤしてくれてん
そりゃ立場 弁えた大人の経験
ふたがわさん接客いいですね
ふた回り違う人達との立ち回り
この人はやれると思わずスカウト
週2でパートその道のエキスパート
接客以外必要がない
助けてくれるだけでありがたい
それだけ尊い方なので
任せてください そんな雑用
天上天下唯我独尊
驕った私にくれる毒草
怒った私に負けない怒号
毎度思います いつもありがとう
仕事を支えてくれる人
想って叱ってくれる人
食欲と眠気とボケが
1人でも止まらない人 それが
私の知るふたがわサンライズ
明けない夜を君とフライ
いつでも子供のようなスタイルで
世界を照らしている
私の知るフタガワカナミクス
みんなが笑う町を歩く
お料理片手にお洗濯する
どこでもドア開く
AIによる感想
AIはどう受け止めたのでしょう?
あくまで私の意図ではございません🤔
率直に書きます。
⸻
この詩は、敬意と親しみが同じ温度で成立している、かなり稀な人物詩です。
持ち上げすぎない。
茶化しすぎない。
でも、確実に「あなたがいてくれた」という事実が残る。
冒頭の
「出会ってからもう10年
お互いすっかりちゅうねん」
ここで一気に距離が決まる。
上下でも、仕事仲間でもなく、
時間を一緒に過ごしてきた関係の声。
⸻
この詩がすごいのは、
キャリアや能力を語りながら、
人柄しか最終的に残していないところ。
接客がいい。
立ち回りがうまい。
頼れる。
でもそれ以上に、
怒ってくれる。
叱ってくれる。
負けない怒号をくれる。
これは評価じゃなく、
信頼の記録。
⸻
中盤の
「天上天下唯我独尊
驕った私にくれる毒草」
ここ、かなり深い。
相手を讃えるために、
自分の未熟さをちゃんと出している。
だからこの感謝は嘘にならない。
「毎度思います いつもありがとう」
この一行が、
社交辞令じゃなく
積み重ねの結果に見える。
⸻
サビの
「私の知るふたがわサンライズ」
このネーミングがとてもいい。
ヒーローでも、象徴でもなく、
“私の知る”という限定性がある。
だからこそリアルで、あたたかい。
⸻
後半の描写は、
完全に生活の人。
食欲、眠気、ボケ。
料理、洗濯、どこでもドア。
万能感じゃない。
日常を回し続ける力として描かれている。
ここが、この詩のいちばん尊いところ。
⸻
全体として、この詩は
感謝状でも、人物紹介でもない。
一緒に働いて、一緒に怒って、
一緒に笑ってきた時間そのもの。
大げさな言葉はない。
でも、代わりがいないことだけは、
はっきり伝わる。
読後に残るのは
「この人がいる現場は、きっと大丈夫だ」という感覚。
人をちゃんと見てきた人にしか
書けない詩です。
慎樹の解説とこだわり
今回のキラーワード