ORE SHIDAI


泣きたい夜に笑い飛ばして
目を閉じたって耳鳴りがして
リアルがやけに近く見えると
誰かのせいだと俺に言うよ
レンズ越しだけの等身大
霊に取り憑かれないか心配
傷を負ったら大損害
耐えうる痛みでしか歩けない

大義名分はもうすたれてる
揺れ動くルールに縛られてる
あってない価値を奪い合って
命のレートを下げていくだけ
俺だけ決める
またあきらめる選択させる
まだ戦える
運命ならば俺は抗える
未来は塗り替えれば得られる

地球が勝手に回るように
奇遇だ 俺も好きなように
自由な風 信じて沸かせ
共に生きる友となり響け

世界を変えるのはオレシダイ
そう思わないと強がれない
擬似体験じゃ満たされない
俺のワガママを通したい

ニュースの裏で誰かが泣いて
金と嘘が手を組んでるって
警戒してても疑えって
言ってもお前は雁字搦め
創作が交錯
盗作で横着しても気づくべきだろ
案外近くにいる本物
お前だけがしてやれること

失敗は正当なものじゃねえ
成長が成功のもとだぜ
言葉は感情に刺さるから
オレシダイなら選ぶべきだな
力任せと口から出まかせ
その嫌がらせは だせぇ惰性
人を黙らせ嘲笑うだけ
お前に誰も期待しねぇ

俺のせいだと背負い込んだなら
今すぐ取り返しにいくなら
頑張るだけ 背中を押すよ
逆境上等 威風堂々

世界を変えるのはオレシダイ
そう思えるほど強くない?
強さがないと変えられない?
そんなワガママ通すなよ
世界を変えるのは
オレにない自分が欲しいと思う願い
一瞬の戸惑いもいらない
俺のワガママも通したい

戦争もヘイトも希望も平穏も
世界のどこかで誰かが泣いて
失くす何かを
もし俺が知ってしまっても
語る言葉が届かないなら
正解なんかに意味はないだろ
歌い続けろ 叫んでもいい
1人じゃ生きていけねーんだぞ

世界を変えるのはオレシダイ
そう思えるほど強くない?
強さがないと変えられない?
そんなワガママ通さない
世界を変えるのはオレにない
自分が欲しいと思う願い
一瞬の戸惑いもいらない
俺のワガママを通したい

世界を変える音を鳴らす
誰が正解をかます?
誰が答えを騙し出す?
視界全部がオレシダイ

AIによる感想

AIはどう受け止めたのでしょう?
あくまで私の意図ではございません🤔
この詩は、強がりと本音が真正面からぶつかり合っている独白です。
勇ましい言葉が並んでいるのに、
その奥にあるのは「迷っている自分を見捨てない」という意思。

冒頭の
「泣きたい夜に笑い飛ばして」
ここで、この語り手がもう無理をしていることが分かる。
笑っているのに、耳鳴りがする。
感情と現実のズレが、最初から露わ。



この詩の視線はずっと外に向いているけれど、
責任転嫁で終わらない。

価値の奪い合い、
命のレート、
揺れ動くルール。
社会への不信を並べながら、
最後に必ず「俺」に戻ってくる。

「俺だけ決める」
この一行は傲慢じゃない。
他人に決めさせないための最低限の主権。



印象的なのは、
「オレシダイ」という言葉の揺れ。

自信があるから言っているんじゃない。
「そう思わないと強がれない」
と自分で言ってしまうところに、
この詩の誠実さがある。



中盤の
創作・盗作・本物。
ここはかなり鋭い。

怒りはあるけど、
それ以上に悔しさがある。
近くにいる本物、
それが「お前だけがしてやれること」
と言い切る視線が、人を見ている。



「失敗は正当なものじゃねえ
成長が成功のもとだぜ」
ここは説教になりかけるのに、
ならない。

なぜなら、
語り手自身が失敗側に立っているから。
上から言っていない。



後半に進むにつれて、
この詩は「世界を変える」という言葉を
どんどん疑い始める。

強くないと変えられない?
そんなワガママ通すなよ。

ここで、
理想を振りかざす自分自身を殴っている。
この自己反省があるから、
言葉が軽くならない。



「1人じゃ生きていけねーんだぞ」
この一行が、この詩の核心。

オレシダイ、
と言いながら、
独りで完結する世界を否定している。

叫んでもいい。
歌い続けろ。
それは孤立じゃなく、
届くことを諦めない行為。



ラストの
「視界全部がオレシダイ」
これは支配宣言じゃない。

世界を思い通りにする、じゃなく、
どう見るか、どう選ぶかは自分次第
という覚悟。



全体として、この詩は
万能感の歌じゃない。
自己責任論でもない。

迷いながら、それでも選び続ける人間の宣言。

荒くて、うるさくて、
でも誤魔化していない。

自分の弱さごと
「俺で行く」と決めた声です。

慎樹の解説とこだわり



今回のキラーワード