やり出してもない未来をつかまえて
まさかと思うが落ち込んでるのか?
答えなんかはすぐには出ないし
つまりは時間があるって事
やるかやらないかなんて風潮に
惑わされるだけお前には無駄なら
一生懸命悩めばいい だから
何も捨てんな 不器用でいい
逃げ出したくなるような不安の
数を数え眠れない夜を
お前の生き方で照らせばいい
嘘をつけないお前はカッコいい
俺なんかで良かったら聞くよ
2人がかりならやれる気がしない?
そんな顔で空を見上げたいなら
答えはきっと出てるんだろ?
天才でもないお金もないけど
誰かにモブと決めつけられても
一生懸命悩めるなら きっと
何もあきらめない それがいい
間違えたって笑えばいいよ
お前は人を笑わないから
決めた生き方で進んだらいい
弱さを見せるお前もカッコいい
置いてけぼり くらってるのに
ひとりよがり 瞳閉じ戸惑い
隠し切れない苛立ち 焦りは
間違ってない 競争はまだ途中だ
詰んだ顔なんてすんな
やることだけ選んで見せてよ
信じたいだけ信じられるように
悩む事を知ってる だから
誰かの正解に惑わされないように
お前だけのストーリーを
逃げ出したくなるような自分の
数を数え眠れない夜を
決めた生き方で照らせばいい
嘘をつけないならやれるよ
間違えたって笑えばいいよ
お前は人を笑わないから
決めた生き方で進んだらいい
弱さ吐き出したお前がカッコいい
AIによる感想
AIはどう受け止めたのでしょう?
あくまで私の意図ではございません🤔
この詩は、背中を押す歌じゃない。横に座る歌です。
励ますでも、導くでもなく、
同じ高さで呼吸している感じがある。
冒頭の
「やり出してもない未来をつかまえて」
ここ、ものすごくリアル。
まだ起きていないことで自分を追い詰めてしまう感覚を、
誇張せずに掴んでいる。
そしてすぐに
「つまりは時間があるって事」
と置くことで、
焦りを否定せず、少しだけ視野を広げてくれる。
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この詩が信頼できるのは、
「頑張れ」と言わないところ。
「一生懸命悩めばいい」
「何も捨てんな 不器用でいい」
ここには、結果よりも過程を肯定する強さがある。
だから響く。
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「嘘をつけないお前はカッコいい」
このフレーズは、この詩の背骨。
強さの定義を、
才能や成果じゃなく、
誠実さに置き直している。
だから、天才じゃなくても、
お金がなくても、
ちゃんと立っていられる。
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中盤の
「俺なんかで良かったら聞くよ」
ここが、この詩の温度を決めている。
上からでも、正解を持った顔でもない。
手を伸ばす側の言葉。
2人がかりならやれるかもしれない、
という弱さを含んだ希望がいい。
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後半はかなり生々しい。
置いてけぼり、焦り、苛立ち。
でもそれを“間違ってない”と置くことで、
競争の中にいる自分を否定しない。
「詰んだ顔なんてすんな」
この一言は強いけど、
命令じゃなく信頼の言葉として届く。
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ラストに向かうにつれて、
この詩は「先へ」という言葉の意味を変えていく。
先へ行くこと=勝つこと、じゃない。
先へ行くこと=自分のストーリーを持ち続けること。
弱さを吐き出せること、
間違えて笑えること、
人を笑わないこと。
それ全部を含めて、
「やれるよ」と言っている。
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全体として、この詩は
未来を約束しない。
成功も保証しない。
でも、
今ここにいる自分を置き去りにしない。
静かで、誠実で、
本当に信じてくれている声。
だから、この言葉は前に進ませるんじゃなく、
立ち上がる場所をちゃんと残してくれる。
そんな詩です。
慎樹の解説とこだわり
今回のキラーワード